着物で豆田ぶらり 江戸風情を堪能 日田
町並みに江戸時代の風情が残る大分県日田市豆田町で22日、着物を着て散策するイベントが開かれた。応募した20~60代の女性11人が参加し、商家や土蔵が残る観光スポットを歩き、和文化の魅力を堪能した。
着物文化を生かした町づくりを進める市民団体や市観光協会のメンバーらでつくる「着物de散策実行委員会」が主催。女性たちは好きな着物を選んで着付けをしてもらい、カメラマンによる撮影の後、げたをはいてゆっくりと通りを巡った。クンチョウ酒造併設のカフェでの食事や、匂い袋作りといった手作業も楽しんだ。
国東市から母親と参加し、土産物店などで買い物をしながら豆田町を満喫した清國莉奈さん(22)は「古い町並みに着物が良く合うし、みんなも見てくれてとても楽しいです」と話していた。 (吉田賢治)