レッスン場とステージが直結、「家」ができた HKT月イチ報告(下)

西日本新聞 古川 泰裕

 めまぐるしいHKT48の秋を振り返る座談会。4人の中で唯一、旧劇場ステージに立っていた秋吉優花(20)は在りし日を懐かしむ。それぞれファンとして旧劇場に足を運んでいた4期生の小田彩加(21)と豊永阿紀(21)も、当時の思い出話に花を咲かせる。一方、5期生の上島楓(19)は研究生ならではの視点で新常設劇場「西日本シティ銀行 HKT48劇場」の利便性を語った。 (古川泰裕)※取材日は11月11日

 -「西日本シティ銀行 HKT48劇場」は4期生にとって初めての専用劇場だね。

 豊永「それこそ(旧劇場に)見に来ていたので」

 小田「おだも見に来ていた。(ロビーにある)ロッカーも使っていた」

 豊永「使ってたし、使い方が分からない時はファンの人が教えてくれた」

 小田「そう、教えてくれた。ファンの人、優しいって思った」

 豊永「思った! 一緒に来たわけじゃないのに」

 小田「女の子で、まだすこし小さかったから、立ち見じゃないけど、席とかも、ここにいたらいいよとか、全部教えてもらった。持ち物箱に入れるものも、何を入れたらいいかとか。ファンの人、優しいって。飛行機が落ちてきたんよ、紙飛行機」

 豊永「びっくりしたぁ…。飛行機が墜落したんかと思った」

 小田「それを近くの人がくれた」

 豊永「言ってたね。らぶたんさん(多田愛佳・卒業生)のだっけ」

 小田「そう、らぶたんさんの生誕祭。みんな欲しいはずなのに、周りのファンの人がすごく優しくて。初めて来たっていうことも分かってくれてたし、記念に持って帰りなって感じで。HKTもだし、ファンの人もすてきだなって思った」

 豊永「今までは(自分の出演する)公演に行く時に繁華街(天神)にいたので、ここまでの道中がすごく長くて。あ、ホークスタウンがあった所に行くんだって。あの道が一番、思います。あの川沿いの道」

 -地下鉄の唐人町駅を降りてドーム方向へ向かう川沿いの道。通称「ヲタロード」。

 豊永「車に乗ってそこを通ると、私、本当にドームの横にいるんだって。見てきたものはそのままではないから、そういう感動は違うと思うけど、場所に対しての…いまだに『HKTの劇場ってドームの横にあるんやろ?』って言われていたので、そうだよって言えることがうれしい」

 上島「西鉄ホールの方が私は…(長い)。数回しかまだ立っていないんですけど、(新劇場は)レッスン場と劇場が一緒になっていて、懐かしいという感情は分からないですけど、めちゃめちゃ新鮮な気持ちで。ああ、48グループって、こういうことなんだろうなって。出張公演でAKB48劇場とかSKE48劇場にも行ったことがあるんですけど、なんか、言葉にはできないけど…。なんか違うんですよ」

 豊永「分かる」

 上島「レッスン場と劇場が一緒にあるのは、言葉にできないけど、なんか普通のホールと違うんです」

 小田「違うね。いいなって思うよね」

 上島「今回こういうふうに(劇場が)できて、荷物も置けるし、事務所もレッスン場もあって。なんか住めるような」

 豊永「分かる。住もうと思ったもん、何回か」

 小田「思ったんかい!」

 上島「西鉄ホールはきれいに片付けて家に帰らないといけないけど…ここ(新劇場)も片付けないといけないけど…『家』だし」

 秋吉「ほぼ家だよね」

 上島「あっ、こういうことなんだろうなって思いました」

 小田「狭いって思わないよね。みんな集まっていても」

 豊永「あれをめっちゃ思い出しました。HKTのドキュメンタリー映画の中で、はるたんさん(上野遥)がレッスン場で(旧劇場の)公演を見ているシーン。今のレッスン場にモニターはないんですけど、なるほどねって、やっと合点がいったというか。レッスン場から劇場まで直通っていうのが、全然イメージがつかなかったから」

フムフム

いっぱい練習できる環境っていいね

 -旧劇場のレッスン場は通路を挟んですぐだった。

 秋吉「すごく便利が良かったんだなって思います」

 -レッスン場で取材したこともあった。

 上島「今までは、公演の前に練習したくても、いちいち…いちいちっていうのはアレですけど…」

 豊永「時間がめっちゃもったいないんだよね」

 小田「行って帰ってがね」

 上島「それが当たり前だったし、研究生は前座出演とかバックダンサーの時、劇場があればこの時間に練習できていたのかなって話はよくしていて。NMB48さんとかはスタジオも劇場も一緒だから、前座の時もバックダンサーの時も裏で練習していて、うらやましかった。西鉄ホールは裏が狭かったので、練習はしていたけど立ち位置とかは全然分からない状態だったので、今はすごくありがたい環境だなと思います。本当に、それは一番でかいです。研究生は」

 小田「それはすごく思う。4期生もね」

 豊永「言ってたね」

 小田「けっこうそういうのでけんかしてた」

 豊永「この時間、なんでそんなに無駄に過ごすの?みたいなさ(笑)」

 小田「でもなんか、練習したらしたで、通り道だから邪魔になるし、だから座るっていうのも研究生として違うかなみたいな。でも空き時間をどう過ごせばいいか…。研究生はずっと踊りっぱなしみたいなところがあったから…」

 豊永「でも踊る場所ないしね、みたいに。よく話してたね。バックダンサーがいると、プラス4人だから楽屋ぎゅうぎゅうだったんですよ。椅子と椅子の距離も狭くて背中合わせみたいな」

 小田「椅子のシェアみたいなのあったね(笑)」

 豊永「ぜいたくに使えるね、楽屋が」

 小田「いっぱい練習できる環境っていいね」

 上島「うん、ありがたいです」

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