温暖化対策「J-クレジット」森林再生に活用 熊本・小国町

西日本新聞 熊本版

 民有林1万ヘクタールが面積の75%を占め、林業が基幹産業の熊本県小国町。7月の豪雨で崩落などの被害届が出された森林は8・2ヘクタールあるが、未調査の地域も多く被害の全容は見えていない。町内では、木材の利用を促進し、山林の維持と災害復旧を後押しする動きがある。

 その一つが、地球温暖化対策「J-クレジット」制度を活用する取り組みだ。同制度は、二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスの削減・吸収量をクレジットとして国が認証し、流通・循環させる仕組みだ。町と町森林組合、不動産住宅業者らが協定を結んでおり、町がクレジットの売却益を林道整備などに充てて、森林再生に活用する。

 このほか、森林組合は、小国杉を使った組み立て式の盆(8800円)やパズル(3000円)を販売し、益金の一部を復興支援に充てる。盆は三角形のピースを組み合わせ、自由にデザインすることが可能。パズルはおばけ形のピースで、意外と難しい。同森林組合=0967(46)2411。

熊本県の天気予報

PR

熊本 アクセスランキング

PR

注目のテーマ