【動画あり】JR九州高速船「クイーンビートル」福岡周遊で始動

西日本新聞 経済面 古川 剛光

 JR九州高速船(福岡市)の水野正幸社長は24日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で博多-韓国・釜山航路に就航できず、博多港(同市)に係留中の新型高速船「クイーンビートル」を使って、福岡県宗像市の世界文化遺産、沖ノ島沖や博多湾などを巡る周遊ツアーを実施する計画を明らかにした。

 同社によると、12月31日の年越しイベントに合わせた博多湾内の遊覧を皮切りに、来年1月中旬以降、沖ノ島や国宝の金印が発見された志賀島、糸島半島など近海を周遊するツアーを予定。団体向けの内覧会も計画している。水野社長は「乗ることを目的に造った船。国内航路を運航しながら、日韓航路再開を待ちたい」と話した。

 日韓航路は、3月から続く国の渡航規制で再開の見通しが立っていない。新型船は外国船籍のため、船舶法の規定で原則として国内限定の運航はできない。同社は特例での許可を出すよう国に申請予定で、九州運輸局と調整している。

 この日の完成披露式典では、JR九州の青柳俊彦社長が「クイーンビートルをコロナウイルスを克服するシンボルとしたい。日韓交流のさらなる発展にも寄与できれば」とあいさつ。九州運輸局の岩月理浩局長は「当面は国内でファンを増やし、来る日に備えてほしい。最大限の支援をする」と述べた。 (古川剛光)

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