福岡 GoTo制限求めず「県内は落ち着いている」観光需要喚起策実施へ

西日本新聞 ふくおか版 御厨 尚陽 塩入 雄一郎

 政府のGoToキャンペーンや県独自の観光需要喚起策を巡り、小川洋知事は24日の定例記者会見で、「福岡県内では新型コロナウイルスの感染が落ち着いている」として、現段階では制限する必要はないとの考えを示した。

観光需要喚起策実施へ

 感染者の多い札幌市、大阪市は、「Go To トラベル」の対象地域から一時除外されることが決まった。全国知事会はGoTo見直しの具体策を早く示すように提言している。

 一連の動きを踏まえた上で、知事は「県は国のステージ3(感染急増)にも該当せず、福岡コロナ警報も発動していない。経済活動のレベルを上げるべきだ」と強調。12月定例県議会に提案する県独自のプレミアム付きタクシー券や宿泊券の発行事業に関しては「補正予算が成立すれば、速やかに実施する」と述べた。

 県内の感染者は11人(24日)と、他地域に比べて少ないが、知事は「医療提供体制の維持確保が困難になれば、営業時間短縮や外出自粛などの措置を求めざるを得ない」として、感染対策の徹底を求めた。

 福岡市の高島宗一郎市長は24日の定例記者会見で、「トラベル」の見直しについて「(医療体制が)逼迫(ひっぱく)しているところと余裕があるところがある。国が一律に判断するのではなく、知事が判断するのは妥当だ」と評価。県に見直しを要請するかどうかについては「現時点では要請することはない」とした。 (御厨尚陽、塩入雄一郎)

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