「コロナ禍に明るいニュース」感謝 選手も通う飲食店のおかみさん

西日本新聞 社会面 長松院 ゆりか

 タカ選手やファンが集う福岡市早良区西新の飲食店「生け簀割烹(すかっぽう) 福岡鷹勝西新店」のおかみ安松保恵さん(60)は、自身の還暦を祝う赤のユニホームを着て、店で日本一の瞬間を見守った。

 店の玄関のショーケースには選手から贈られたユニホームやバットがずらりと並び、店内の部屋には選手の名前が付けられている。居心地の良さ、おかみの人柄が魅力だと誰もが認める。

 今年は新型コロナウイルスの流行で、飲食店を含め社会全体の経済活動が停滞した。「いつもは球場に足を運んでいたお客さんが、コロナの時代をなんとか生き抜こうと必死で仕事に取り組んでいた」。店を切り盛りする中で、多くの人の苦難も感じた。

 そんなとき、ホークスの快進撃に勇気づけられた。3年ぶりとなるパ・リーグ制覇を成し遂げ、この日も柳田悠岐選手らがホームランを打つなど活躍し、勝利。客から「打ちましたよ」などと戦況を伝えられると安松さんは作業の手を休め、喜びを分かち合った。

 堂々の4年連続日本一。「九州に明るいニュースをありがとう。お疲れさまでした」と安松さん。これからもこの店で、温かいもてなしを続ける。 (長松院ゆりか)

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