ヤバい、大変なことが起きている

西日本新聞 オピニオン面

 ソフトバンクホークスがパ・リーグ初となる日本シリーズ4連覇(V4)を果たした。相手は昨年と同じ巨人。昨年に続き、今年も4連勝でセ・リーグの覇者を下した。

▼2年連続で無傷のシリーズ制覇は史上初という。あまりの強さに衝撃を受けたタカOBの川崎宗則選手は「ヤバい。大変なことが起きている」とうなった。その驚きを小欄も「活字アート」=画像参照=で表してみた。

▼新型コロナ禍で開幕が大幅に遅れたプロ野球。ようやく無観客で始まった。少しずつ増えていった観客も無言で応援。異例ずくめのシーズンとなった。

▼プレーにもコロナの影が。終盤までパの優勝を争ったロッテは主力選手の感染で失速。巨人は日程変更で本拠地・東京ドームが使えず、不慣れな京セラドーム大阪でのホームゲームを強いられた。もしも、コロナがなかったら…との悔しさは両チームの選手、ファンには強かろう。

▼それでも、第4戦の解説をした和田一浩さんの言葉にうなずく。「野球ができる幸せ、野球が見られる幸せ」。苦しい状況で頑張った12球団の選手、応援を続けたファン、医療従事者など社会活動を支えてくれた人たち。その全ての人に贈られる、コロナに屈しないスポーツの勝利でもある。

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