馬毛島調査、鹿児島県が許可 周辺海底掘削、来年5月末まで

西日本新聞 総合面 片岡 寛

 鹿児島県は27日、同県西之表市の馬毛島に自衛隊基地を整備して米軍空母艦載機の陸上空母離着陸訓練(FCLP)を移転させる計画を巡り、防衛省が港湾施設建設に向けて県に申請した島の周辺海域での海上ボーリング調査を許可した。

 県によると、9日の申請を受けて審査していた。申請通り、島の東海岸沖の37カ所で来年5月末までの調査を許可した。海底を十数メートル掘削して、岩盤の固さや地質を調べる。

 塩田康一知事はこの日開会した定例県議会で表明した。知事は計画への賛否を示しておらず、記者団に「行政手続きの要件に照らして判断した」と説明。許可判断と計画の賛否は「別のもの」としている。計画に反対する八板俊輔西之表市長などから漁場への影響を懸念する声もあったが、防衛省が掘削時に海水の濁りを抑える対策を取ることなどから、影響は限定的と判断した。

(片岡寛)

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