心一つに競技や踊り 豪雨被災の小学校で運動会 熊本県芦北町

西日本新聞 熊本版 村田 直隆

 7月豪雨で被災した熊本県芦北町の佐敷小(264人)は28日、町民総合センターで「佐敷復興スポーツフェスタ」を開いた。体育館や運動場が使えず延期になっていた運動会の代替行事。元気に動き回る子どもたちの姿を、保護者らがほほえましく見守った。

 同小は、佐敷川の氾濫などで校舎1階や体育館が床上浸水し、児童の4割の自宅も被災。7月下旬から町内の田浦小と田浦中の空き教室で授業を再開した。10月中旬に仮設校舎が完成して児童らは佐敷小に戻ったが、9月末に予定していた運動会は開催できなかった。

 この日は、低学年から高学年までの3グループが時間をずらし、ボールや棒を使った競技や踊りを披露。最後に5、6年生が、新型コロナウイルスの影響による休校や水害に触れ「大変な思いをした。支えてくれた人たちに感謝の気持ちでいっぱいです。これからも心一つに頑張ります」と力強くあいさつした。

 6年の体育委員桑田莉玖(りく)さんは「いつもと違う形だけど、小学校最後の運動会ができてうれしかった」と感動。子ども3人を通わせ、豪雨直後から校舎の泥出しなどを手伝った福田鮎さん(40)は「子どもが笑顔で楽しそうだったのが何よりありがたい」と話した。 (村田直隆)

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