被災日田杉、ツリーで輝く 豪雨復興の光に JR日田駅前

西日本新聞 中山 雄介

 7月の記録的豪雨で被災し、廃棄される予定だった大分県日田市特産の日田杉で作ったクリスマスツリーが29日、JR日田駅前広場に登場し、点灯式があった。明かりがつくと、暖色系の光が駅前を照らし、市民らが見入っていた。

 行き場を失った杉を復興の象徴にしようと、日田青年会議所(JC)が企画した。ツリーは高さ約5メートル。長さ0.5~4メートル程度の杉を交互に積み上げ、約50個の発光ダイオード(LED)を巻き付けた。先端には、薄くカットした杉を貼り合わせた星を飾った。

 日田JCの河津誠さん(32)は「育てた人の気持ちを考えると廃棄は胸が痛かった。ツリーになった杉が輝いている」と喜んだ。毎日午後6時ごろ点灯され、12月25日まで続ける。 (中山雄介)

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