人吉市民「元の場所で再建」6割 市アンケート、資金に不安や課題も

西日本新聞 熊本版 中村 太郎

 熊本県人吉市は30日、7月豪雨で自宅が被災した市民の6割が「元の場所で再建したい」と答えたなどとするアンケート結果を、同日の市復興計画策定委員会の第2回会合で明らかにした。

 アンケートは10月、無作為抽出した市民2千人を対象に郵送で実施。1065人から返信があり、このうち自宅が被災したのは276人だった。

 今後の自宅の再建場所について、57%が「元の場所で再建したい」と回答。「現時点では考えられない」が15%、「同じ地区内の別の場所で再建したい」が6%で、「市外に転居し再建したい」は3%だった。

 再建に関する課題や不安について聞いたところ、30%が「再建のための資金」と回答。「住宅ローンが残っている」と答えた人も6%いた。「予定する土地が災害時に安全に住めるか」と答えた人は24%だった。

 豪雨災害当時の対応では62%が「避難しなかった」と回答。避難時の課題として、24%が「コロナ禍で指定避難所への避難をちゅうちょした」、20%が「避難情報を入手しづらかった」ことを挙げた。

 (中村太郎)

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