日向市で鳥インフル陽性 高病原性なら4万羽殺処分へ

西日本新聞 一面 佐伯 浩之

 宮崎県は30日、同県日向市東郷町の養鶏場で鶏約60羽が死んでいるのが確認され、簡易検査で鳥インフルエンザの陽性反応が出たと発表した。遺伝子検査を実施して確定を進めており、高病原性であれば、養鶏場の約4万羽を全て殺処分する方針。

 鳥インフルエンザと確認されれば、今季、国内の養鶏場では香川、福岡、兵庫に次いで4県目。宮崎県は全国有数の地鶏産地で、同県での鳥インフルエンザの発生は2017年以来となる。

 県によると、同町の肉用鶏の養鶏場で30日午後1時すぎ、約60羽が死んでいるのが見つかり、延岡家畜保健衛生所(延岡市)の簡易検査で陽性反応が出た。県はこの農場と周辺農場に連絡して鶏の移動自粛を求めた。農場から半径3~10キロ圏内にブロイラー農場が16農場あり、約78万羽が飼育されている。

 県は同日夜、県庁内に防疫対策本部、県延岡総合庁舎(延岡市)に現地対策本部をそれぞれ設置。遺伝子検査で高病原性と分かれば、半径3キロ圏内を移動制限区域に、3~10キロ圏内を搬出制限区域に設定する。

 河野俊嗣知事は同日の対策本部会議で「最大限の警戒が必要だとして対策を進めてきたが残念だ。迅速な初動対応を図っていく」と述べた。 (佐伯浩之)

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