「こだわり伝わった」 辻さん(唐津工2年)が知事賞 建築設計競技

西日本新聞 佐賀版 津留 恒星

 佐賀県唐津市の唐津工業高2年辻玲奈さん(16)が、自由な発想で2世帯住宅の図面を描く「第28回建築設計競技」(佐賀の木・家・まちづくり協議会主催)で最高の知事賞に輝いた。辻さんは「こだわりが伝わったと思う。頑張って良かった」と喜んでいる。

 競技は、建築への関心を高めてもらおうと毎年実施。建築科がある県内の工業系高校5校から145点の応募があり、入賞作品10点が選ばれた。

 辻さんは「休日」をテーマに、家族との日常会話などから得た気付きを図面に反映。コロナ禍で自由な外出が難しいことを踏まえ、2階にシアタールームやルーフガーデンを設けて家族全員で楽しめる空間を考えた。祖父母と同居している経験を生かし、玄関前にスロープを付けたり、専用の椅子に座って1階と2階を移動できる階段昇降機を設置したりと、高齢者に優しい設計にもこだわった。

 受賞について「まさか自分が選ばれると思っていなかったのでうれしい」と辻さん。「今後も、いろんな人が見て楽しめる設計ができるよう力をつけていきたい」と抱負を語った。

 今回の入賞作品10点のうち半数を同校の生徒が占めた。同協議会は「全体的に高いレベルだったが、特に唐津工業高の頑張りが光った」と評した。

 (津留恒星)

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