「ツタヤ」を指定管理に 宇城市の図書館と美術館 カフェや書籍販売

西日本新聞 熊本版 長田 健吾

 熊本県宇城市は1日、市中央図書館と市不知火美術館の指定管理者にレンタルソフト店大手「TSUTAYA」を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC、東京)を選定したと発表した。来年夏から改修工事に着手し、2022年4月の開業を目指す。CCCが公立図書館と美術館を一体で運営するのは全国初という。

 市によると、中央図書館と不知火美術館はいずれも1999年開館。年間利用者数は2011年度の8万5千人(本貸し出し人数ベース)をピークに、近年は6万人程度まで落ち込み、特に若年層の利用減に悩んでいた。施設も築20年以上経過し、老朽化が進んでいるという。

 CCCとの契約期間は22年4月1日からの5年間で、指定管理料は年約1億5千万円を想定する。市側の負担で両施設を改修し、本を読みながら飲食できるカフェを設けるほか、書籍の販売も計画。若い世代に加え、市外からの利用客の呼び込みを狙う。休館日をなくして年中無休とするほか、開館時間も現在の午前10時~午後6時から午前9時~午後9時に延長する。

 市は関連議案を開会中の定例市議会に提案しており、議決を経て21年2月に設計を始め、8月ごろに着工する予定。

 この日記者会見した守田憲史市長は「官ではできなかった最先端のセンスを取り入れる。年間来館者70万人を目指し、交流人口の増加を定住につなげたい」と述べた。

 (長田健吾)

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