高齢者のみ優先に疑問 インフル接種 福岡市医師会見解

西日本新聞 ふくおか都市圏版 斉藤 幸奈

 福岡市医師会は2日、同市内で定例会見を開いた。平田泰彦会長はインフルエンザワクチンの在庫が少なくなっている現状に触れた上で「高齢者が優先接種の対象だったが、感染拡大を防ぐなら子どもも同時に接種する機会を与えるべきだった」との見方を示した。

 インフルエンザワクチンについて同会の調査によると、10月末時点で約6割の医療機関が「年内に在庫がなくなる」と回答。12月に入りもっと厳しい状況になり、接種できていない子どももいるという。平田会長は「(集団生活を送る)子どもがかからないようにしたら高齢者にも広がりにくい」と優先接種に子どもを含めなかった政策に疑問を呈した。

 全国では新型コロナの感染者数が最多を更新する自治体もあり「福岡市も警戒が必要」と強調。忘年会シーズンの会食は少人数で行い、長時間は避けるよう呼び掛けた。 (斉藤幸奈)

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