鳥インフル3日連続で確認 宮崎県、都城の3.6万羽殺処分

 宮崎県は3日、都城市高崎町笛水のブロイラー養鶏場の死骸から、遺伝子検査で高病原性の可能性が高い鳥インフルエンザの感染を確認したと発表した。県内では日向市と都農町に続いて3日連続となった。県は殺処分や埋却などに着手し、同日午後7時に約3万6千羽の防疫措置を完了した。県は県内広域に感染が拡大する可能性が高いとして警戒を強めている。3日までに3市町の養鶏場の計約10万6千羽を殺処分した。

 県によると、2日正午ごろ、都城市の養鶏場で72羽の鶏の死骸が見つかった。都城家畜保健衛生所(都城市)が立ち入り、簡易検査で陽性反応を確認。遺伝子検査の結果、3日午前0時半ごろ確定した。同市では初めての発生になる。

 県と都城市などは、約390人態勢で殺処分や埋却などを開始。この養鶏場の半径3キロ圏内を鶏や卵の移動を禁じる移動制限区域、3~10キロ圏内を圏外への持ち出しを禁じる搬出制限区域とした。さらに、養鶏場に通じる道路7カ所に消毒ポイントを設置し、畜産関係車両に消毒を施した。この養鶏場の10キロ圏内には94の養鶏場、計約438万羽が飼育されている。

 これまでに、日向市東郷町と都農町で鳥インフルエンザが確認された。このうち、日向市は国の遺伝子解析で強毒の高病原性ウイルス「H5N8型」だった。さらに都農町のウイルスも同型であったことを国が3日、明らかにした。

 畜産統計(2019年)によると、九州でのブロイラー飼育数は約7012万羽。このうち、県のブロイラー飼育数は約2823万羽で全国一。 (佐伯浩之)

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