増す「見出し」の重要性

西日本新聞 社会面 富田 慎志

 人が一度に認識できる文字数は、最大で13字程度とされている。「だから、ニュースサイト『ヤフーニュース』に上がる記事のタイトルはほぼ全て13字以内に収まっています。でも、実は新聞の見出しはもっと短いんです」

 先日、ある団体から依頼された講演会で、そう話した。テーマは「報道される広報のしかた」。広報文を報道各社に流してもなかなか取材してもらえないとの悩みを聞き、引き受けた。参考までに過去の広報文を見せてもらったが、やはりタイトルが長い。平均で15字以上、中には20字を超すものもあった。

 中身が最も大事なことは言うまでもないが、何を伝えたいかが瞬時に分かるタイトル(見出し)もおろそかにはできない。情報が大量消費される時代だからこそ、その重要性は増している。講演で話しながら、一記者として自分もその基本を忘れてはならないと自戒した。

 (富田慎志)

PR

デスク日記 アクセスランキング

PR

注目のテーマ