阿蘇の魅力、HPで発信 「道の駅阿蘇」にコンテンツ大賞最優秀賞

西日本新聞 熊本版 佐藤 倫之

 熊本県阿蘇市の「道の駅阿蘇」のホームページ(HP)が、本年度の日本地域情報コンテンツ大賞(一般社団法人・日本地域情報振興協会主催)のウェブ部門で最優秀賞を受賞した。観光情報だけでなく、地域の人々の息づかいを伝える情報の細やかさや、ほぼ毎日更新するスピード感、多言語対応などが評価された。

 同道の駅は2008年、JR阿蘇駅前に開業し、NPO法人「ASO田園空間博物館」が運営。HPはスタッフ5人が取材・編集に当たっているという。

 「おすすめ旅スポット」を検索すると、ススキ野やサイクリングコースなどの情報に加え、地元でも知る人ぞ知る「三閑稲荷神社」(阿蘇市一の宮町)の紹介も。2016年の熊本地震で損壊した神殿や石垣を、地元住民が協力し、修復していく姿を丹念にリポートしていている。

 取材した原田恵佳さん(40)は「大自然やおいしいお店ばかりでなく、地域の人々の営みや風土にも魅力があることを、広く知ってもらいたかった」と話す。

 HPはフランス語、英語版もあり、フランス出身のスタッフ、フランク・リモージュさん(40)らが発信。最近、海外からアクセスが相次いだのは、同駅前に設置された人気漫画「ONE PIECE(ワンピース)」のウソップ像を紹介した記事。「フランスにはアニメファンが多く『おー、すごい。今度行きたいね』と、反響が大きかった」という。

 スタッフたちは、客足が途絶えた新型コロナ禍でも「リモート観光」を楽しんでもらおうと、今後も地域の魅力を幅広く伝えていく考えだ。

 (佐藤倫之)

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