八女杉をふんだんに用いた住宅お披露目 福岡・八女市

西日本新聞 筑後版 丹村 智子

 福岡県八女市宮野で6日、地元産木材をふんだんに用いた家の見学会があった。市内では初めて、ブランドの「八女熟杉」を使って建てられた新築住宅で、同市の製材・建築業「八女流(やめりゅう)」が木材を提供した。

 八女流は、県内最大の杉林がある同市で、木材の有効活用や林業活性化に取り組む。産地や生産者を明確にして、用途に合ったスギ材を提案している。これまで公共施設や店舗、市中心部の町家再生で活用した。

 新築住宅向けでは、1年半前から久留米市の工務店「未来工房」に木材を提供し、同市や福岡都市圏などの約20軒に利用された。

 今回公開された家は平屋で、広さ167平方メートルの床の大半と屋根板に、厚さ3~3・5センチの八女杉を使った。八女流の中島宏典営業部長は「手触りや木目の美しさなど、八女杉の良さを伝え、地元や周辺で資源や経済が循環する仕組みを作りたい」と話した。 (丹村智子)

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