宮崎 都城市の養鶏場で鳥インフル4例目、小林市は簡易検査陽性

西日本新聞 社会面 佐伯 浩之

 宮崎県は7日、都城市高崎町笛水のブロイラー養鶏場の鶏から、鳥インフルエンザの疑いが強いウイルスを検出したと発表した。同県では既に日向市や都農町などで高病原性のウイルスが確認されており、県内4例目、都城市では2例目となる。一方、小林市野尻町の養鶏場からも、簡易検査で鳥インフルエンザの陽性反応が出た。遺伝子検査で確定すれば県内5例目。県は1日以降、養鶏場3カ所で計約10万6千羽を殺処分したが、感染に歯止めがかからない状況だ。

 県によると、都城市では7日午後、2日に発生した養鶏場から半径約3キロ圏内の移動制限区域にある養鶏場で、国の特例措置による出荷に向け遺伝子検査を行ったところ、「H5型」の高病原性鳥インフルエンザウイルスを検出した。同養鶏場では約6万羽を飼育しており、8日未明から殺処分を行う方針。

 小林市では7日午後、4万3千羽のうち20羽が死んでおり、県の簡易検査で陽性を確認。遺伝子検査で確定すれば8日朝から防疫措置に踏み切る。

 県は2養鶏場の半径3キロ圏内を移動制限区域、3~10キロ圏内を圏外への持ち出しを禁じる搬出制限区域とし、他の養鶏場に通じる道路に消毒ポイントを設置する。

 これまでの国の遺伝子解析で日向市、都農町、都城市の3養鶏場の鳥インフルエンザは、致死率の高いウイルス「H5N8型」だったことが判明している。今季は全国でも発生が相次ぎ、宮崎を含め福岡、香川、兵庫、奈良、広島の計6県で確認されている。 (佐伯浩之)

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