糸島のゴルフ場「ザ・クイーンズヒル」倒産 負債168億円、九州で今年最大

 福岡県糸島市の「ザ・クイーンズヒルゴルフ場」が8日、福岡地裁から民事再生手続きの開始決定を受けていたことが分かった。決定は7日付。帝国データバンク福岡支店によると、負債額は2019年7月期時点で約168億円。20年の九州・沖縄の倒産負債額としては最大となる。

 同社は1990年12月、地場不動産開発会社が設立し、92年11月にオープンした。プロゴルファーの岡本綾子さんがコースを設計・監修したことで知られ、01年5月には国内の男子メジャー大会の一つである「日本プロゴルフ選手権大会」が開催された。ピーク時の02年7月期の売上高は約9億4千万円。

 その後、ゴルフ人口の減少や他のゴルフ場との競合などで収益が悪化。02年11月には償還期限を迎えたゴルフ会員権が約90億円に上り、期限の10年延長などでしのいでいたが、12年には約118億円に膨らんだ。17年に創業者が死去した後、長男と旧経営陣とが株式の相続を巡って対立するなど、経営が混迷していた。

 同支店によると、今年10月8日に債権者が福岡地裁に民事再生の手続き開始を申し立てていた。今後も営業を継続する方針という。 (具志堅聡)

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