「仕事はDJ」娘に胸を張って伝えたい 北九州の男性、家族向けに催し

 幼い娘たちに「パパの仕事はDJだよ」と胸を張って言いたい-。北九州市小倉南区のディスクジョッキー(DJ)、内藤翔太さん(35)はイベント企画会社を立ち上げ、子どもや家族が楽しめる催しを毎月開いている。DJはナイトクラブで活躍するイメージが強いが、昼間のイベントで「音楽の演出家」としても認知されれば、幅広い世代に親しんでもらえると考え、「イメージ改革」に奔走している。

 6日正午すぎ、小倉北区のホテル「THE STEEL HOUSE」の屋上には焼き芋の甘い匂いが漂った。芝生の庭では家族連れがテントを立ててキャンプやたき火を楽しんだ。DJブースの内藤さんは、Jポップや子ども向けのアニメソングを選曲し、くつろぎの時間に彩りを添えた。

 この日は、内藤さんのイベント会社「ルームス フクオカ」(小倉北区)が「たき火と焼き芋」のイベントを企画し、家族連れなどでにぎわった。

 内藤さんはブライダルで音響照明を担当する傍ら、24歳のときに趣味であるDJの仕事も始めた。しかし、DJの仕事はナイトクラブが主で、28歳で長女が生まれてからは夕方に家を出るのが心苦しかった。

 「職場に娘を連れて行けるような仕事をしたい」と一念発起し、2016年に会社を立ち上げ、祭りや子ども向けのダンスなどのイベントを開催してきた。

 秋に子ども向けのハロウィーンイベントを企画した時は、ディズニーや話題のアニメ「鬼滅の刃」の主題歌など子どもに人気の曲を流して会場を盛り上げた。「DJは音楽の演出家。どの世代も楽しませることができる」と強調する。

 当面はDJのイメージ変革と2人の娘の子育てに全力を注ぐが、いずれは他のDJにも仕事を提供できるよう企画するイベントの幅を広げていきたいという。 (壇知里)

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