福岡県で79人の感染確認 福岡市では高齢者施設でクラスター

 福岡県内では10日、新型コロナウイルスの感染者が新たに79人確認された。新規感染者が70人を超えたのは2日ぶり。

 福岡市の感染は47人。このうち18人は城南区の介護付き有料老人ホーム「生活倶楽部ウィズ南片江」の職員4人と70~90代の入居者14人。9日に公表した職員を含め計19人となり、市は新たなクラスター(感染者集団)が発生したと判断した。認知症などでマスクを着用するのが難しい高齢者もいたという。今後、入居者など約70人を検査する。

 また市は、既に陽性が判明している50代と60代の男性2人が重症化したと明らかにした。現在計6人が重症で治療を受けている。

 北九州市では13人の感染が判明。うち6人は社会福祉法人「あすなろ学園」が運営する「障害者支援施設母原(もはら)」(小倉南区)の入所者で、市はクラスターが発生したとみている。6人は発熱があった40~60代の男性でいずれも軽症。残る入所者約40人と職員35人全員の検査を行う予定。

 クラスターが発生した障害者施設「やまびこ学園」(同区)に入所する40代女性の感染も確認。同施設関連の感染者は計48人となった。小倉総合特別支援学校(同区)に通う女子高校生の感染も確認され、同校は11日、臨時休校する。

 小川洋知事は10日、記者会見し、年内の早い時期に高齢者や障害者の入所施設職員を対象に無料のPCR検査を実施する方針を表明。「医療提供態勢の維持確保のためにも、今が非常に大事。速やかに検査を受けてほしい」と呼び掛けた。

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