衆院福岡5区 現職公認へ、新人は後継 自民党本部が提案

西日本新聞 社会面 御厨 尚陽 横山 太郎 黒石 規之

 現職と新人による自民党分裂の可能性が出ている次期衆院選福岡5区を巡り、同党の山口泰明選挙対策委員長は11日、福岡市で党福岡県連の役員と会談し、現職の原田義昭前環境相(76)を公認候補とした上で、出馬の意向を表明していた栗原渉県議(55)を将来的な後継とする案を示した。県連は分裂による共倒れを回避するため、この案で調整を進める方針だが、栗原氏は立候補する姿勢を崩していない。

 会談した県連の原口剣生会長と松尾統章幹事長によると、山口氏は、原田氏の了解を得た上での提案だと報告。ただ、後継指名の具体的な時期は示していないという。県連は、候補者の一本化に向けて検討していた党員投票は見送る。

 松尾幹事長は「原田氏が本当に後継指名するのか、栗原氏が納得するのかどうか分からないのが現状」と説明。栗原氏は同日夜、西日本新聞の取材に応じ、「県議や市議をはじめ5区内の方々から支援を頂き活動してきた。衆院選に向けた取り組みをこれまで通り進めていくことに変わりはない」と改めて出馬に意欲を示した。

 原田氏は12日に記者会見を開き、自身の考えを説明する。 (御厨尚陽、横山太郎、黒石規之)

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