熊本県、初の「厳戒警報」6段階の最高レベル 休業・時短要請も視野

西日本新聞 熊本版 古川 努 長田 健吾 松本 紗菜子

 熊本県は14日、新型コロナウイルスの新規感染者が急増し、病床使用率も急上昇したとして、6段階のリスクレベルを最高の「5(厳戒警報)」に初めて引き上げた。18日までにさらに感染が拡大した場合、店舗の休業や営業時間短縮の要請も視野に入れ、熊本市や専門家と対策を協議する。

 県内では8~13日の新規感染が155人と前週の78人から倍増し、病床使用率も前週の18・3%から30・8%に上昇。厳戒警報の要件である「新規感染者150人以上、病床使用率25%以上」を満たした。

 県によると、市中心部の接待を伴う飲食店で感染し、家庭や事業所で広がった例もある。県は14日、緊急対策として「感染防止対策が講じられていないホストクラブやキャバクラ」の利用自粛を要請し、医療提供体制の拡充にも着手した。

 蒲島郁夫知事は会見し「このまま感染拡大傾向が継続する場合、より強い措置をお願いせざるを得ない可能性もある」と述べた。

 県内で13、14日に公表された感染者は計59人。熊本市は、9~13日に従業員や客計19人の感染が確認された接待を伴う飲食店「CLUB ZERO(クラブ・ゼロ)」と、10~13日に7人が感染したバー「Bar Room OWL(バー・ルーム・アウル)」の店名を公表し、クラスター(感染者集団)と認定した。

 熊本南署交通課の40代男性警察官1人の感染も判明したほか、県立菊池高(菊池市)で10~13日に生徒5人と教職員1人の感染が確認された。 (古川努、長田健吾、松本紗菜子)

熊本県の天気予報

PR

熊本 アクセスランキング

PR

注目のテーマ