自民・原田氏「次々回は出馬せず」 栗原氏は次回出馬に意欲

西日本新聞 森井 徹 郷 達也 御厨 尚陽

 自民党分裂の可能性が出ている次期衆院選福岡5区を巡り、現職の原田義昭前環境相は15日、党本部で記者会見し「来年の選挙を自分の政治生活の集大成として頑張らせていただく」と強調、次々回の選挙には出馬しない方針を明言した。

 党本部は、原田氏を次の衆院選の公認候補、立候補の決意を示している前県議会議長の栗原渉県議を将来的な後継候補とする案を提案している。原田氏は引退時期については言及がなく、事態が混迷に向かいかねないと懸念した党本部が、原田氏本人が正確に説明するよう会見を設けた。

 原田氏は「次の次の選挙に当たっては、私も当然、栗原さんを後継者という形で推薦したい」と説明。これに対し、栗原氏は同日、「一番大事にしなければならないのは、次の衆院選に向けて応援してくれている議員や地域の人たちだ。気持ちは変わらない」と次の選挙への出馬に改めて意欲を示した。

 公認候補予定者を原田氏に一本化できるか不透明な情勢だが、山口泰明選挙対策委員長は、栗原氏側との調整に関し、「党本部は関与しない。きちっと原田氏の発言をご理解いただきたい」と述べた。党県連の原口剣生会長は「何より栗原氏自身の気持ちが大切だ。関係者と協議しながら、対応していきたい」と語った。

(郷達也、森井徹、御厨尚陽)

 

福岡県の天気予報

PR

福岡 アクセスランキング

PR

注目のテーマ