【Fの推し増し】脚本の「鬼才」2人の世界観に期待 HKT「#劇はじ」見どころ

 HKT48のオンライン演劇プロジェクト「#劇はじ」の概要が17日、発表された。年末のさまざまな行事と並行しながら、2月の上演に向け各部門の担当者は駆けずり回っている最中だという。メンバーそれぞれの個性を存分に発揮し、HKTならではの作品を作り上げてくれるだろう。現時点までの情報をもとに、見どころを紹介する。(古川泰裕)

【ごりらぐみ】

 武田智加(17)と地頭江音々(20)という4期生の2人がプロデューサーを務める。

 上演するのは「不本意アンロック」。トラブルに巻き込まれた末に職を辞し、人と関わることに疲れた主人公が、突如現れた謎の人物により、見知らぬ誰かの物語のキーパーソンになることを強制される-。他人の未来を左右していくことを恐れながら「真の人間関係とは」「自分の存在意義とは」という問いに向き合い、何げない日常に隠された人間関係のヒントを模索していく物語だという。

 脚本はプロデューサー2人の同期である豊永阿紀(21)。歌唱力No.1決定戦やJ1昇格を決めたアビスパ福岡の公式アンバサダーなど、秋以降は特に多忙を極める豊永。地頭江プロデューサーも「たくさん無理をさせてしまって…」と心配するが、歌やカメラなど表現力には定評がある豊永だけに期待が高まる。

 「不本意アンロック」の世界観を読み解く上でのヒントを豊永自身がリリースコメントで残している。

 「帰り道、歩幅がいつもより小さくなってしまったような夜に、ふと見つける街灯のような物語をお届けしたいと思います。あなたが無事に、家にたどり着くように。そして、玄関の鍵を、ガチャリと開けられますように」

 演出は下野由貴(22)。コント劇などへの出演だけでなく、観劇経験も多い。俳優部にはマルチに才能を発揮する秋吉優花(20)や舞台経験の多い神志那結衣(22)らが名を連ねており、どう個性を引き出すのか楽しみにしたい。

【ミュン密】

 グループ最年長の坂口理子(26)と馬場彩華(16)という「年の差コンビ」がプロデューサーを務める。「既に頭がパンク寸前」という馬場だが「これまで先頭に立つこともなく、意見を言えなかった自分を変えたい」と意気込みは誰よりも大きい。

 上演する「水色アルタイル」はステージを夢見て何度もオーディションに挑む高校3年生を主人公とした“青春革命劇”。今回公開されたティザー画像の撮影数日前に内容がいったん白紙になり、「ごりらぐみ」の地頭江プロデューサーが「大丈夫なの?」と心配になったほどだったが、その地頭江が驚くほど充実した画像ができあがった。

 脚本は、グループきっての鬼才・ドラフト3期生の石安伊(19)が担当。こちらもリリースコメントで期待感を抱かせてくれる。

 「夢を見なければ傷つかない。それでも手を伸ばさずにはいられない衝動や、挫折し、思い通りにいかない焦燥感。そして夢を追う女の子が放つ輝きを精いっぱいに感じて」

 俳優部には、博多座での舞台経験もある「劇場の女神」上野遥(21)、最新シングルのセンターをつかみとった北海道出身の運上弘菜(22)ら「ハングリー精神」にあふれたメンバーがおり、熱演に期待がかかる。1期生の松岡菜摘(24)とグループ最年少の石橋颯(15)が顔をそろえる振り幅の大きい組み合わせもユニークだ。5期研究生の村上和叶(17)は演劇の舞台でどう成長してくれるだろうか。

 演出は田島芽瑠(20)。今回の企画を指導するオンライン演劇の雄「劇団ノーミーツ」の初長編作に主要キャストとして参加、映画監督・岡太地とタッグを組んだオンラインショートドラマ「年下日記online」では主演も務めた。豊富なオンライン演劇の経験をどう演出に生かすのか、注目だ。

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