九州新幹線1割強削減 来春ダイヤ改正でJR九州と西鉄、終電繰り上げ 

 JR九州は18日、来年3月に実施するダイヤ改正の概要を発表した。九州新幹線は現行ダイヤの1割強に当たる1日最大15本を削減。2011年の全線開通以来、最大の削減数となる。在来線特急も一部削減や臨時列車化。博多、熊本、大分など主要駅の快速・普通列車の終電を10~25分繰り上げる。新型コロナウイルス感染拡大で鉄道利用者が大幅に減少しているのが理由。

 現行ダイヤで1日121本運行する九州新幹線は、博多-熊本間を中心に平日は各駅停車の「つばめ」を12本、九州内の急行型「さくら」を2本削減。土日祝日はさらに「つばめ」1本を減らす。

 在来線特急は、博多-大分間の「ソニック」が、日中の12本をイベント時や夏休みなどに運行する臨時列車に変更。博多-長崎間の「かもめ」は1本を削減し、3本を臨時列車化する。門司港(小倉)-博多間の特急「きらめき」は、平日は早朝と夕方以降の5本を減らし、小倉発の1本を増発。大牟田-博多間の「有明」は廃止し、大牟田から鳥栖までの快速を増やす。

 福岡など主要都市圏では、午後11時以降の深夜帯で乗客の減少率が大きいため、在来線の終電を前倒し。博多駅は18~20分、熊本駅は19~20分、大分駅は10分、鹿児島中央駅は22~25分、それぞれ発車時刻を繰り上げる。博多-篠栗間は日中の運行本数を1時間当たり4本から3本に減らす。

 ダイヤ改正は来年3月13日に実施。新幹線・在来線を合わせた平日の運行本数は76本減の2972本となる。JR九州は、動力費や車両の保守費用など年約5億円の費用削減を見込む。

 西日本鉄道も18日、来年3月のダイヤ改正で、天神大牟田線主要駅への福岡(天神)発の終電時刻を、13~30分繰り上げると発表した。 (古川剛光、布谷真基)

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