「劇場の女神」公演1000回へ 上野遥がHKT初の快挙「一回一回大切に」

 福岡市を拠点にするアイドルグループ・HKT48の上野遥(21)が21日、9年の歴史があるグループで初めて「劇場公演」の出演1000回を達成する。東京を中心に全国6カ所に拠点を置くAKB48グループ(約350人)の中でも3人目、姉妹グループでは初の快挙となる。

 福岡県出身。2012年9月、2期生として活動を始めた。その根幹となるのが、常設劇場でほぼ毎日、メンバーを変えながら繰り広げられるステージだ。「ただ好きで、いっぱい公演に出たい」。客席までの距離が近く、ファンとともにつくり上げていく劇場公演を愛してきた。他のメンバーの立ち位置や振り付けも覚え、体調不良などの際の代演も数多く担ってきた。ファンや仲間には「劇場の女神」と慕われている。

 新型コロナウイルス禍に見舞われた今年。公演が中止になった2月には、レッスン場から有志でミニライブをネット中継した。11月に入場者数を制限して劇場公演が再開。CDには収録されているが、振り付けのなかった“幻の曲”に自らオリジナルのダンスを考案して披露、ファンを喜ばせた。

 後輩の指導役も務め、「はるたん先生」と呼ばれる。スケジュールの関係で、レッスンに参加できない仲間に公演の流れを伝える役目も担った。グループの顔として東京でも活躍した指原莉乃(28)=現在は卒業=は「はるたん先生がいないと公演に出られない」と頼りにした。

 グループを支えながらの金字塔だが「女神」の視線は変わらない。「千回目も1001回目も、これまでと同じように一回一回を大切にしていきたい」。 (古川泰裕)

 

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