川辺川ダム建設関連費5億5500万円計上 政府予算案

 国土交通省は21日に閣議決定した2021年度政府予算案に、熊本県・球磨川水系川辺川へのダム建設関連費5億5500万円を計上した。増水時だけ水をためる「流水型ダム」の建設が決まれば、ダム構造の検討や環境調査に着手する。

 同省は流域の熊本県相良村に出先機関「川辺川ダム砂防事務所」を置いており、近年はこの施設維持管理費などを川辺川ダム関連費として計上してきた。前年度当初予算は4億3200万円で、21年度はこれに1億2300万円を上積みする形とした。

 7月豪雨で甚大な被害が出た熊本県球磨川流域の治水対策で、熊本県の蒲島郁夫知事はこれまでの川辺川ダム建設反対の姿勢を転換。11月、赤羽一嘉国交相に川辺川への流水型ダム建設を要請した。国交省は地元との協議も踏まえ、本年度中に対応を決める。 (鶴加寿子)

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