コロナ禍アンケ「困ったこと」「前向きになれたこと」134の意見を紹介

西日本新聞

 新型コロナウイルスの「第3波」が猛威を振るう中、西日本新聞は「あなたの特命取材班」のフォロワーを対象に「困りごと」などを聞くアンケートを行いました。短期間で2000を超える回答があっただけでなく、その内容の深刻さに取材班は驚きました。16歳から76歳までの134人のご意見をそこからまとめました(年齢順)。みなさんも同世代の方々と、同じ悩みを抱えていませんか。《会いたい人に会えない》《何度も死ぬことを考えた》《会社がつぶれるかもしれない》《幸せな将来が想像つかない》。一つでも読み進めてみてください。共感の輪が、少しでも広がりますように――。

【困ったこと】

ユーザーローカル社が提供するテキストマイニングツールを使用。投稿された文章を名詞や動詞などに分解し、使用頻度や特徴を分析した
  • 学校が臨時休校中は、家にいれば大丈夫という明確な行動の指針があったが、学校は始まっているため、普段通りの生活の中で感染対策をしなければならない(福岡県、男子高校生16歳)
  • コロナ慣れしている人が増え、福岡でも1日100人を超える感染になったにもかかわらず、会食やカラオケに行く人は減らず、その場で感染している人がいる。防げた感染ルートで感染した人がおり、その人のせいで活動が制限されている(福岡県、女子大学生19歳)
  • 卒論発表会、その後の祝賀コンパもすべてオンライン化し、おそらく学位授与式もオンライン開催になります。同期や先生方と対面することなく、卒業のセレモニーを迎えても、やはり実感が湧かないように思います(福岡県、男子大学生21歳)    
  • 再就職するまでの間、社会福祉協議会から借り入れして11月までは何とか生活できた。12月が激しく困窮しています。光熱費が払えないので、1月の初給料が入るまで待ってもらうしかなく、今年はクリスマスも、年末年始も家にこもるしかない。ケーキすら買えないです。小さな子がいるのに、情けないです。シングルマザーなので苦しい。何度も死ぬことを考えました(福岡県、パートの女性21歳)
  • アルバイト先で、全員が平等にシフトに入れるように調整され、じりじりと貧乏になっている(福岡県、女子大学生22歳)    
  • 会いたい人に会えないこと。遠方に住んでいる恋人には4カ月会えず、実家には1年以上帰っていない(栃木県、女性会社員22歳)    
  • マスクを買うのが面倒くさく、着けるのも嫌だ(福岡県、パートの女性24歳)
  • 看護師でシングルマザーなのですが、ボーナスカットに加え、ひとり親の支援を受けられず金銭的に減るばかりです。コロナ差別もあります(福岡県、女性看護師26歳)  
  • 冬のボーナスが0円だった。万が一、再び緊急事態宣言が出れば、おそらく会社はつぶれるので、不安もある(福岡県、女性会社員26歳) 
  • 会社では一気にテレワーク制度が進んだが、自分自身の異動と緊急事態宣言が重なったこともあり、未だに話せていない職場の人もいる。自分のことを知らない人が多いため、出社すると少し働きにくい(埼玉県、女性会社員28歳)  
  • 人員や給与は削減されるにもかかわらず、残業は増える。コロナの終息を願い、年末年始に帰省しないことにしたが、会社の忘年会は例年通り決行する矛盾。コロナに対する考え方が、個々人で大きく違ってきていると思う(神奈川県、女性会社員28歳)  
  • 鉄道の車内などで、少し咳払いをしただけでメッチャ見られる(新潟県、男性公務員28歳)  
  • 将来が不安で困る。仕事が決まらないのもそうだし、マスクを着けて仕事をすることも大きなストレス。職歴も空白があるので、幸せな将来が想像つかない(兵庫県、無職の男性31歳)    
  • 時短営業している自治体がうらやましい。開けても客は来ない、閉めても補償はない。中途半端な政策で、田舎の飲食店は死ぬしかないのか?(長崎県、飲食店の男性33歳) 
  • 子育てをしているが身近に頼れる親族がいないため、きつくても自分でなんとかしなければならない(東京都、パートの女性33歳) 
臨時休業の影響で人影がまばらになった天神地下街=4月4日午前11時50分ごろ、福岡市・天神(撮影・柿森英典)
  • 緊急事態宣言中、一人で出産。産まれてからも赤ちゃんがコロナになったらと考えるだけでおちおち外に出られない。金銭的にも厳しく、子どもが休みになってもお金は当たり前にかかる。電気代や水道代、食費などはかさむ一方…、復帰しようと思っても怖くて預けられない。こんなはずじゃなかったと思うことばかり。1日も早くワクチンができますように(福岡県、女性会社員33歳)    
  • 日本語教師としての仕事がない。資格を取ったら日本語学校に就職する予定だった。最近は技能実習生なども増え、日本語学校も複数あり、就職先はすぐ見つかると思っていた。だが、コロナの影響で外国人が来日できず、結果的に教師の求人もほとんどなくなった。幸い、県内の学校に非常勤として採用された。だが、新人研修は終わったものの、学生がいないため、実際の授業を受け持つまでに長い期間が空き、正直、私自身のモチベーションが下がっている。昨年、日本語教師を目指すと決めた頃には予想もしていなかった状況だ(福岡県、非常勤教員の女性33歳)
  • 夏に職場でクラスターが発生し、院内でコロナ差別があっている状況。しかしクラスター前後と何も変わらないため、またクラスターが起きて、それを看護師のせいにされるのではないかという不安がある(福岡県、女性看護師33歳)
  • 光熱費が高くなり、携帯代も掛かる。子供が休校だった分、ネット依存になって、まだ抜けていないし、授業についていけていない(山口県、パートの女性33歳)    
  • パワハラで仕事を辞めて探しているけど、どこも不採用。毎日お金がなく、支払いもできない。コロナで求人も減り、毎日、求職活動している。父もコロナでクビになり、仕事を探しているが、年齢が60代で見つからない(大分県、無職の女性33歳)  
  • サービス業なので、売り上げが減り、給料も人手も減り…。家族が基礎疾患を持っているので、本当は子どもを連れてたくさん出かけたいが、万が一コロナをもらってきて家族にうつしてしまったらと思うと、我慢せざるを得ない(大分県、女性会社員36歳)  
  • 患者数が増えているにもかかわらず、ソーシャルディスタンスを取れない人が多くなってきて、買い物が怖く感じる。接客業なので、距離が近いお客様にお伝えしても、近寄ってくる(福岡県、女性会社員36歳)  
    営業を再開した岩田屋本店では、来店客の体温を自動測定するカメラを設置していた=5月16日午前10時43分、福岡市・天神(撮影・古瀬哲裕)

     

  • 会社から契約更新をしてもらえるか分からない不安と、給料が減り、家計のやりくりが大変。あとは子供が学校でマスクをしているが、苦しいので一瞬外したりしたら、他の生徒と先生が一緒になって、窓を全開にし「マスク早くして!」といじめみたいなことをされる。こんなことになるなら、休校の方がマシと思っています(熊本県、女性のパート36歳)    
  • 自営業。3月から家族の給与なし。貯蓄もあとわずか。持ち物件で、家賃補助のようなものがない。建築費用の返済が厳しい(福岡県、自営業の男性37歳)  
  • ニュースなどを見ていて、医療現場のことやなかなかコロナが収まらないことを考えるとつらくなる。看護師のため復帰を検討しているが、子どもを保育園に預けられない(福岡県、主婦37歳)    
  • 自粛が長引くことで同居の高齢者がうつ病を発症した。0歳児がいるが児童館や図書館にも行けず、他人と関わることがほぼないため、今後の発育に影響するのではないかと困っている(長崎県、主婦37歳)   
  • 妊娠後期だが、夫が飲み会を控えてくれないので、いつ感染するかもしれないと思うと不安が大きい(福岡県、主婦38歳)    
  • 病院に行きにくい。祖母が病院にいるけど、見舞いにも行けないのは本当につらいし、泣きたくなる(熊本県、女性会社員38歳)    
臨時休校の継続が決まった福岡市立小中学校・高校。赤坂小周辺では児童らに見られることもなく桜が満開になっていた=4月2日午後0時39分、福岡市中央区(撮影・三笘真理子)
  • 収入は変わらなくても、出費が増えました。家で子どもたちと過ごすためのゲームや動画配信、食費、通信学習などです。(福岡県、団体職員の女性38歳)    
  • 当初の自宅自粛の頃に比べ、感染リスクは倍増していて、特別給付金も次は予算確保が難しいみたいな話も聞こえた。GoToなんか使っている場合じゃなくなったこともあり、ガス抜きできない妻の機嫌は最悪。家庭内の空気も業務スケジュールもギスギス(福岡県、男性会社員38歳)
  • 飲食店を経営しているんですが、売り上げは激減し来年から先が見えない(福岡県、飲食店経営の男性40歳)
  • マスク未着用の客の来店を断りたいが、テナントとして入っているビルが『マスク着用のお願い』という方針なので断れないのが困る(長崎県、女性会社員40歳)  
  • 医療従事者の給付金をもらったが、その分ボーナスが下がり皆の士気が激減した。コロナ患者に対応し、一般患者を満足に診ることができず、職員全員が疲弊している。病院の収益が下がり、給料やボーナスが払えない状況が続き、最悪、倒産。それが予想される現場でまさに命をかけて働こうという気になるだろうか? 現状、何も報われるような情報は入ってこない(福岡県、医療関係の男性40歳)    
  • 10歳、8歳、1歳の子どもを抱えて家にこもり、外出は最低限の買い物のみ。夫は夜勤で昼間寝ています。子どもを家の中で静かに遊ばせることや、外出の制限がとても大変です。 経済的にも余裕がないです(熊本県、主婦40歳) 
  • 家族が医療従事者です。精神的な負担が大きいです。医療従事者慰労金など、いまだに支給されないのに、感染者は増え、業務はひっぱくしていく。やりきれなさ過ぎます(福岡県、主婦40歳)
  • 自由に行き来ができたことに対し、現状は感染の恐れでセーブしていること。マスク生活、人との接触減によりコミュニケーションの低下に困っている(福岡県、男性会社員41歳)
  • バス運転士ですが、業界に対する支援策が何ら打ち出されていない。ボーナスカット、給料カットで辞める同僚が増えました。辛すぎます。立派なエッセンシャルワーカー。もっと皆さんに手厚く守られるべき仕事ではないのか。皆さんの役に立つ誇り高い仕事なのに…(福岡県、男性運転士41歳)    
  • 障害者施設で働いていて、収入は減っていませんし、生活(金銭面)では変わりはありません。給付金などもあり、助かったこともあります。でも、精神的にやられています。休めない。小さい子どももいるし、来年中学生になる子ども、米寿になる祖母もいて、毎日コロナに怯えながら疲れています(福岡県、職業支援員の女性42歳)
  • コロナ対策に成功している国があるのに、日本はまだ出口すら見えない。仕事、マスク、帰宅後の全部洗濯、買ったものも洗う。全てに疲れて死にたい。今まで我慢してきたけど、もうどうでもいい(京都、フリーランスの女性42歳)
  • 医療従事者なので職場と自宅の往復、軽い買い物程度しか外出できないし、家族にも同様の行動をお願いしないといけない(熊本県、女性看護師44歳)
  • 会社がリストラを始め、ボーナスは2年カット。家賃はそのまま払って不動産は懐が痛まない。全体的に47歳以上(バブル期以前の入社)の人のITリテラシーが低くて困っている(東京都、女性会社員44歳)    
新型コロナウイルス対策で、世帯ごとに2㍍間隔を空けた豪雨の避難所=7月4日午前9時40分ごろ、熊本県人吉市の人吉スポーツパレス(撮影・中村太郎)
  • コロナで給料が減り、九州豪雨のせいで災害に見舞われて急な出費が重なり、さらに金銭面が苦しくなった(福岡県、主婦44歳)
  • 海外まで含めた出張族なので、動きが全く取れない。元々、うちは外資系なので、海外とのリモート会議などは日常で、限りなく動くことを既に削った上でこのコロナなので、キツいところがあります(福岡県、男性会社役員44歳)  
  • 楽しんだことを言いにくい(佐賀県、パートの女性44歳)
  • テレワークに伴って、電気、水道代が増え、自宅での食費も上がり、コロナ対応にかかる費用が増え、支出が増えたが、ボーナスが半減した。テレワークで仕事の手間が増え残業も増えた(兵庫県、男性会社員45歳)
  • シングルマザーで娘を大学に行かせていますが、同じシングルマザーでも児童扶養手当が給付されている家庭には給付金があるのに、大学へ行かせている家庭には給付金がない(福岡県、女性会社員45歳)    
  • 自営業の夫が疲れています。経済的にもやや減少していることと、従業員へのフォロー、コロナ対策など考えることが多く、加えて見通しが持てないことがきついようです(福岡県、自営業の女性45歳) 
マスクを着けての地下鉄利用を呼び掛けるポスター。当たり前となったマスク生活の長期化に疲れを感じる人も少なくない
  • 一人の息抜き時間が持てない。家族に束縛される時間が増えた。息抜きできるのは家族が寝た後で、不眠症になってしまった(福岡県、主婦45歳)
  • 仕事が段々と戻ってきたり、リモートという形で進めることができたが、また緊急事態宣言が出た場合は夫の会社が潰れそうで心配(福岡県、個人事業主の女性46歳)
  • 非正規の仕事なので先行きが分からない上に休業や人員削減などもある(福岡県、非正規雇用の男性46歳)
  • 活動的だった子どもが、オンライン授業でネット中毒のようになり、引きこもるようになった(福岡県、主婦46歳)
  • 自分が気をつけても、職場の同僚は飲みに行ったりGoToしている。最近「気をつける意味がないのでは?」と無気力になることもある。娘にも、福岡市街に行くこととカラオケはダメだと禁止しているが、学校の友達関係に変化があるようで、医療関係者の家族や同じような家の方針の子と一緒に居るようです(福岡県、女性公務員46歳)
  • 3月に退社して失業保険をもらいながら仕事を探しているが再就職先が見つからない。再就職先が見つからないまま失業保険が切れてしまう不安(福岡県、無職の男性47歳)
  • 家族以外と外食できなくなった。でも子どもたち(19歳と20歳)は友人と外食をする機会が多く、「行くな!」と制限をかけられない(福岡県、パートの女性47歳)
  • 母子家庭には手当が出ていますが、大学生の子を持つ家庭は母子家庭とは認められず、オンラインになりスマホだけの授業では限界があり、ついていけなくなり、急きょパソコンを購入したりと大きな出費が増えて困っています(福岡県、パートの女性47歳)

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