『誰も教えなくなった、料理きほんのき』 鈴木登紀子 著 (小学館・1815円)

西日本新聞 くらし面

 著者は、料理番組などで「ばぁば」の愛称で親しまれ、今年96歳を迎えた日本料理研究家。家庭料理115種のレシピに加え、下ごしらえから盛り付け、食事のマナーまで、料理のあらゆる基本をエッセー風につづった一冊。

 昨今の「時短」「手抜き」ブームに対し、「基本を知らずに、手を抜くことはできません」と警鐘を鳴らす。基本を身に付けていれば、手際良い段取りが分かり、その結果無駄な時間が省けるという。特に下ごしらえの大切さを説き、その方法を野菜、魚介、肉、乾物に分けて詳しく紹介している。

 おせちの祝い肴(ざかな)三種(黒豆、田作り、数の子)の作り方も掲載。巻末には食材別メニューの索引があり、気になる料理のレシピをさっと見られるのもうれしい。 

PR

読書 アクセスランキング

PR

注目のテーマ