成人式中止・延期9市町村 「人生で1回」熊本市は開催方針

 新型コロナウイルスの感染「第3波」が広がり、来年1月に予定していた成人式の開催を見直す動きが各地で相次いでいる。24日現在、熊本県内45市町村のうち9市町村が中止・延期を決めたほか、2町が検討中。開催する34市町村の中には、事前にPCR検査を実施するケースも。県が年末年始の帰省を含め感染急増地域との往来自粛を呼び掛ける中、各自治体は直前まで判断に悩みそうだ。

 県内で成人式を迎える1万8151人のうち、約7700人が対象となる熊本市。市は1月11日に熊本城ホール内の4カ所で午前と午後に、会場や時間帯を分けて開催。式典の様子はインターネットで配信する。市内の飲食店を中心に感染者が相次ぐが「人生で1回のイベント。できる限り開催したい」(大西一史市長)としている。

 開催予定の自治体では(1)新成人以外の出席者を限定(2)検温や消毒の徹底(3)学校区ごとに分散開催-などの感染防止策を予定する。玉東町では恒例の立食パーティーを中止した。

 小国町や南小国町、高森町は対象者の感染の有無を事前に検査。津奈木町は国歌斉唱について「心の中で歌うよう出席者に呼び掛ける」という。

 一方、合志市は「県が帰省の自粛を求める中、1人でも多くの新成人が参加できる環境で開きたい」と延期を決定。来年1月下旬に新たな日程を公表する。

 中止する4市町のうち、人吉市は「成人式の開催が、本市での感染拡大の要因となる可能性を否定できないと判断した」と理由を説明。天草市は記念冊子を贈るなどの代替策を行う。

 大津町と菊陽町は「検討中」としており、早ければ25日にも開催の可否を決めるという。

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