「ぶらぶら節」舞台 長崎市丸山町住民ら なかにし礼さんしのぶ

西日本新聞 社会面 稲葉 光昭

 なかにし礼さんの直木賞受賞作「長崎ぶらぶら節」の舞台となった長崎市丸山町。同町の梅園天満宮の前にある文学碑には25日、地元住民らが花を供えて故人をしのんだ。

 天満宮は、主人公の芸者愛八が参拝した場所。愛八とともに描かれた丸山町は、観光スポットとして脚光を浴びた。地元自治会長で老舗料亭「青柳」を経営する山口広助さん(50)は「丸山町を有名にした恩人。地元にとって大切な存在でした」。天満宮を訪れた長崎県内の女性(40)は「長崎ゆかりの人も逝かれた。今年は各界の重鎮が相次いで亡くなったという印象で、残念です」と惜しんだ。

 長崎市の田上富久市長は「全国に長崎の魅力を伝え、毎年多くの人が訪れている。なかにしさんが残した素晴らしい作品は大勢に感銘を与えている。必ず後世に伝える」とのコメントを出した。 (稲葉光昭)

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