熊本の豪雨被災地、指定避難所全て解消へ ピーク時は2512人避難

 7月の豪雨災害で甚大な被害を受けた熊本県人吉市は28日、市で唯一開設を続けていた指定避難所「人吉スポーツパレス」を閉鎖した。県内ではあさぎり町の避難所1カ所が31日に閉鎖予定で、指定避難所は年内に全て解消される。

 市は避難所13カ所を開設。ピーク時(7月11日)には1263人が避難し、県内最大のスポーツパレスには836人が身を寄せた。被災家屋の修理や仮設住宅建設が進み、10月から避難所の集約を進めていた。

 この日は、スポーツパレスで避難生活を続けていた60代男性が自宅に戻り、市職員が紙製パーティションや段ボールベッドを撤去した。松岡隼人市長は「被災者の生活再建は道半ば。支援を続けたい」と語った。

 県によると、7月豪雨では39市町村が最大212カ所の避難所を開設し、2512人が避難した。被災した人吉市内のホテルや旅館を改修した「みなし避難所」は来年1月まで開設予定で、同市と球磨村の計14世帯31人(12月24日現在)が避難を続けている。

(中村太郎)

関連記事

熊本県の天気予報

PR

PR