ロイヤルHD、冷凍食品の販路拡大へ「お店の味」巣ごもりで人気

西日本新聞 九州経済面 石田 剛

 ロイヤルホールディングス(福岡市)は、家庭でレストランの品質を味わえる冷凍食品シリーズ「ロイヤルデリ」の販路を拡大する。現在は直営する飲食店舗とオンラインショップで取り扱うが、小売店や法人営業での販売を検討している。新型コロナウイルス禍で外食事業が低迷する中、新たな事業の柱に育てる。

 ロイヤルデリは、主力レストラン「ロイヤルホスト」のソースなどを集中調理する工場で、製造後に急速冷凍している。2019年12月の発売後、コロナ禍による巣ごもり需要の後押しもあり、販売は順調に推移する。当初はドリアやカレーなど25品だったメニューも、20年9月には欧州やアジアなど海外の料理を追加し、45品に増えた。

 黒須康宏社長は西日本新聞の取材に「既存店と通販では販売チャンネルが不足している。もういくつか考えている」と述べた。すでに販路拡大に向けた検討を社内で進めており、新たな販路で販売が順調に伸びれば、商品を100品程度まで増やす考えも示した。

 感染拡大に歯止めがかからず、コロナ禍はさらなる長期化の様相を見せている。黒須氏は「なかなか外食の売り上げは(コロナ前の水準に)戻りにくい。外食を中心軸としながらも、成長分野としてロイヤルデリをしっかり拡大していきたい」と語った。 (石田剛)

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