コロナワクチン接種 3月中旬に始める方向で検討 田川市

 新型コロナウイルスのワクチン接種日程について、福岡県田川市は6日、国によるワクチンの安定供給を前提に、65歳以上の高齢者約1万6千人に3月初旬からワクチン接種券を発送、同月中旬以降に接種を始める方向で検討していることを明らかにした。想定では、約4万7千人の全市民の接種が終了するまで最短で5カ月半ほどかかるという。

 当初は医療従事者や高齢者、3千人ほどと予想される基礎疾患のある市民のほか、高齢者施設で働く人らを優先して接種する。その後、一般市民に広げていくという。

 具体的には、自宅に「接種券」と後日送付される「予診票」などの書類がそろった段階で、市が設置する予約窓口に連絡する。指定日に、接種会場となる見通しの市総合体育館で集団接種を受ける。かかりつけ医など個々の医療機関で行わない理由について、市は「国が大量購入する予定のファイザー社製ワクチンはマイナス75度での保管が必要。中小の医療機関では管理が難しい」と説明する。

 市独自のシミュレーションでは、医師や看護師らの動員数から最多で平日270人、土日計1620人の接種が可能。全市民が接種するには7カ月半ほどかかるという。

 より管理が容易なワクチンが流通すれば、各医療機関での接種も可能になると想定。集団接種と個別接種が併用できた場合、最短5カ月半ほどでの全市民への接種完了を予想する。市は「接種券が送られてきても、予診票と予約方法が記された書類が送られてくるのを待って、落ち着いて予約してほしい」と話す。

 (吉川文敬)

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