新型コロナ 熊本県で3日連続50人超す感染

西日本新聞 熊本版 長田 健吾 綾部 庸介

 熊本県と熊本市は7日、同市中央区の「水前寺とうや病院」と、宇城市松橋町のキャバクラ店「Peach Tree2熊本松橋店」で新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生したと明らかにした。新規感染者は3日連続で50人を上回り、昨年12月を超えるペースで増加。病床稼働率は52・6%で、2日連続で5割を超えて過去最高を更新した。

病床稼働率 過去最高を更新

 熊本市によると、同病院では5、6日に職員4人と建物4階に入院する患者6人の陽性が判明。これまでに108人の検査を終え、市はさらに検査対象を広げる方針。病院はすでに新規の外来診療や入退院を休止しているという。

 県によると、宇城市のキャバクラ店では昨年12月31日以降に利用客や従業員計7人の感染を確認。利用客に電話相談窓口への連絡を呼び掛けている。

 県内では、昨年末から医療機関や介護施設でクラスター発生が相次いでおり、熊本市の担当者は「会食などを介して若年層で感染が広がり、重症化リスクの高い人への感染につながっている」と警戒。上昇が続く病床稼働率について、木村敬副知事は「数値は高いが、感染者の症状や事情に合わせた適切な医療を提供できている」と強調した。

 この日は感染者3人の死亡が公表され、死者は28人に増加。市によると、このうち2人はクラスターが発生している介護老人保健施設「白藤苑」の入所者という。

 県はこのほか、農林水産部勤務の50代男性職員と、県央広域本部の20代男性職員の感染を公表。消毒作業をした上で業務を継続している。

 市は、市総合保健福祉センター(同市中央区)1階の「市民活動支援センター・あいぽーと」の男性職員1人の感染が6日に判明したとして、9日午前8時半まで同センターを閉鎖すると明らかにした。 (長田健吾、綾部庸介)

熊本県の天気予報

PR

熊本 アクセスランキング

PR

注目のテーマ