感染拡大阻止へ「今まさに正念場」 福岡県・小川知事会見

西日本新聞 黒石 規之

 福岡県の小川洋知事は8日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染が急拡大していることに関し、医療提供体制が逼迫する恐れがある場合には「緊急事態宣言の要請も視野に入れた検討をせざるを得なくなる。今、まさに正念場だ」との認識を示した。

 緊急事態宣言は7日に東京など首都圏の1都3県に出され、大阪など関西の3府県は9日、政府に発令を要請する。

 小川知事は「(県内では)直ちに医療提供体制が逼迫する状況にない」として、まだ宣言発令を要請する段階にはないと説明。政府の分科会が示した4段階の感染状況では、宣言の検討対象となる「ステージ4」や社会的な制限が必要となる「ステージ3」に「(総合的にみると)該当せずに踏みとどまっている」とした。

 一方で、県内では8日まで3日連続で300人台の感染者を確認。ステージを判断する七つの指標のうち、病床稼働率など複数でステージ4の基準を超えた。小川知事は「大事なことは医療体制がしっかり提供され続けるかどうかだ」と強調。病床や宿泊療養施設をさらに拡充する考えも示した。 (黒石規之)

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