鹿島の地酒PR拠点 肥前浜駅に「ハマバー」11日オープン
佐賀県鹿島市の地酒をPRする「HAMA BAR」(ハマバー)がJR肥前浜駅内に完成し8日、内覧会があった。11日のオープンで、列車で訪れる観光客と住民の交流の場となる。
ハマバーは多目的スペースだった建物を県が約1千万円で改修。33平方メートルの店内には立ち飲みカウンターと椅子席のテーブルがあり、最大20人を収容できる。
NPO法人肥前浜宿水とまちなみの会が運営し、市内6蔵元の日本酒約20種類と季節限定の地酒、焼酎などを提供する。3種飲み比べセット(600~千円)のほか、かす漬けなどつまみも用意。夜は野菜の炊き合わせなどの小鉢もある。店内のモニターで鹿島の観光情報を発信し、蔵人と交流する日も設ける。
法人の中村雄一郎事務局長(71)は「日本酒を味わって蔵人とふれ合い、鹿島の魅力を知る拠点になれば」と期待する。元日のみ休み。ハマバー=0954(69)8004。
(河野潤一郎)