多彩だった地域版

西日本新聞 社会面 荒木 達也

 1日付本紙の紙面編集に関わった。新年最初の地域版紙面は、主に1段12文字で構成される通常面と比べ、写真のサイズもレイアウトも全くといっていいほど違う。

 都市圏版の「大宰府 未来を拓(ひら)く」や、筑豊版の「宝運んだ夢列車 筑豊の鉄道130周年」、長崎版の「スーパー種牛金太郎3号 丑(うし)年に語る」、大分版の「登山天国 豊の国」など各地域版のテーマはさまざまだった。「一年のスタートだからこそ」と担当記者やデスクが抱く地域に向けた強い思いと、「お正月らしく」という遊び心が、各面に色濃くにじんでいたように感じた。

 ニュースの多くは、インターネットで気軽に見ることができる時代。だが、両手いっぱいに広げて読む元日号の紙面の迫力は、パソコンやタブレット端末、スマホではまず味わえないだろう。「新聞紙の楽しさ」を読者が感じてくれたとしたら、編集者冥利(みょうり)に尽きる。 (荒木達也)

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