熊本市が独自の「医療非常事態宣言」 福岡県では284人感染

西日本新聞 社会面

 福岡県では10日、新たに284人の新型コロナウイルス感染が確認された。9日まで4日連続で超えていた300人を下回った。県は入院中の60代女性の死亡を公表した。また、熊本市は医療機関の病床が逼迫(ひっぱく)したとして市独自の「医療非常事態宣言」を発令した。

 福岡県内の内訳は、福岡市140人、北九州市39人、久留米市16人、3市を除く県内が89人。福岡市は、サービス業「ジョブ・ネット」(中央区)で社員6人、取引先1人の計7人の感染を確認し、クラスター(感染者集団)が発生したと認定。クラスターが発生していた大野城市の「おおりん病院」に入院中の70代男性の感染も判明し、同病院の感染者は計53人になった。

 熊本県と熊本市は82人の感染を発表。県内では3日連続で80人を超える感染者が確認された。県は入院していた山鹿市の90代男性の死亡を明らかにした。

 熊本市の大西一史市長は記者会見し、周産期医療用などを除いた市内の病床使用率が95・7%になったとして、市独自の「医療非常事態宣言」を発令したと発表。市民に県外との往来や午後10時以降の不要不急の外出自粛を呼び掛けた。また、国の緊急事態宣言の対象に市を含めるよう働き掛けることを蒲島郁夫知事に要請したという。

 長崎県では18人が感染し、入院中だった患者1人が死亡。大分県では8人の感染と、入院中だった80歳以上の男性の死亡を発表した。佐賀県で22人、宮崎県は49人、鹿児島県で17人の感染が確認された。

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