武家の元服にならって成人祝う 飯盛神社で「加冠の儀」 福岡市

西日本新聞 ふくおか都市圏版 下村 佳史

 福岡市西区の飯盛神社で10日、武家の元服にならって数え年や満年齢で20歳を迎えた人を祝う「加冠の儀」があった。男性は直垂(ひたたれ)、女性は水干(すいかん)の装束を身に着け、45人が引き締まった表情で、成人の印の烏帽子(えぼし)をかぶせてもらい、大人としてそれぞれの誓いを立てた。11日も行われる。

 式は、小笠原流礼法31世宗家の小笠原清忠さんが親代わりの因親(ちなみのおや)を務めて行われ、烏帽子姿の若者たちは厳粛な雰囲気の中、三献の儀でお神酒を拝受した。城南区の大学生、嘉手納航さん(19)は「将来はフランスへの留学を考えている。新型コロナウイルスが早く収束し、いつもの生活に戻ることを願っています」と話していた。

 (下村佳史)

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