ウッドデザイン賞、日田勢ダブル受賞 高村木材と児童6人“戦隊”

西日本新聞 大分・日田玖珠版 鬼塚 淳乃介

 木を使って暮らしや社会を豊かにした取り組みなどを評価する「ウッドデザイン賞2020」で、大分県日田市の製材所「高村木材」の日田産スギを使ったしめ縄作りの普及活動が奨励賞を受賞した。木の魅力を発信するために同市石井小の児童6人が結成した戦隊ヒーロー「日田木(もく)レンジャー」も入賞を果たした。

 同賞は、公益社団法人国土緑化推進機構などでつくる運営事務局主催。6回目の今回は全国から432点の応募があり、191点の入賞のうち県内では高村木材と日田木レンジャーのみが受賞した。

 高村木材が受賞したのは、地元産の針葉樹を活用したしめ縄づくりのワークショップ「HITA SUGI しめ縄」。同社の高村真理さん(48)が、地元の山に目を向けてもらおうと2016年にスタートさせた。華やかなリースのようなデザインのしめ縄の作り方を、学校や地域の集まりで教えてきた。高村さんは「意外と杉の葉を知らない人も少なくない。地物を美しくすてきにしたい思いで広めてきた」と話す。

 日田木レンジャーは、高村さんの長男で、木工好きの虎志郎さん(12)とクラスメートで3年前に結成。虎志郎さんをリーダーに色違いの衣装をまとい、日田川開き観光祭のパレードや、県外のイベントなどで劇やクイズを行い、木の魅力や環境問題の大切さを伝える活動を続けている。

 メンバーたちは「パレードで多くの人が注目してくれたのが印象的だった」「日田の木の良さを知ってもらえて良かった」などと受賞を喜ぶ。メンバーのうち5人は6年生で、近く日田木レンジャーを「卒業」。今春からは新メンバーを迎え、再始動する予定という。 (鬼塚淳乃介)

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