「事態は深刻」福岡県の緊急事態宣言追加に、警戒強める九州各県

 政府の緊急事態宣言の対象に福岡県が追加された13日、感染拡大に歯止めがかからない九州各県も警戒を強めた。

 「県境があってないようなところがあり、危機感を感じている」。福岡県とは通勤などで往来が多い隣の佐賀県。山口祥義知事は取材陣にこう述べ、対策会議では福岡県との不要不急の往来自粛を県民に呼び掛けた。

 独自の緊急事態宣言を出している宮崎県の河野俊嗣知事は「感染状況を見極めながら迅速かつ適切に判断し対応したい」とコメント。大分県の広瀬勝貞知事は「九州でも福岡県に準ずる厳しい状況の県があり、事態は深刻になっている」と懸念した。鹿児島県の塩田康一知事も「医療体制への負担感が増えている」とし、状況次第で政府に宣言要請する考えを明らかにした。

 一方、広域での宣言指定を求めてきた熊本県の蒲島郁夫知事は「(福岡県が)国の宣言の枠組みに入れば、同じ方向性でやれる」と話し、県境を越えた連携を強める姿勢を示した。

 熊本や宮崎、沖縄の3県知事は同日、宣言対象ではない自治体が独自で飲食店に時短営業を要請する場合も支援対象とするよう求める要望書を国に提出した。

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