犬と孫の名間違えて 大分のイラストレーター、祖母との日々を漫画に

西日本新聞 大分・日田玖珠版 稲田 二郎

 大分県竹田市のイラストレーター河野(こうの)美里さん(28)が、同居する祖母春枝さん(85)との日々のほほ笑ましいエピソードを描いた「祖母漫画ハルエさん」を出版した。

 河野さんは一昨年11月から、考えるふりをして寝たり、犬と孫の名前を間違えたりする春枝さんのエピソードを1~5コマの漫画にし、会員制交流サイト(SNS)で順次公開。「うちも同じ」と共感を呼ぶなど好評で、書籍化が決まった。

 本はA5判143ページで、約120点を収録。すべて実話で、「朝ドラが面白いわ~」と言う春枝さんに内容を聞くと「よくわからん」と応える様子や、自宅の鍵や銀行のキャッシュカードを紛失した際のやりとりなどがコミカルに描かれている。

 小学生の頃から漫画家が夢だった河野さんは、タブレット端末を使ってイラストを描く。ネタは河野さんが春枝さんを観察して作るほか、最近は家族からの提供もあるとか。「『言うことを聞かない』『同じことを何回も言う』など祖母に対する家族の愚痴が、漫画化で笑いのネタに変わった」といい「漫画を読んで家族の仲を深めてくれたらうれしい」と話している。

 価格は900円(税別)。1300部を製作しており、県内の約50書店で販売している。 (稲田二郎)

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