【動画あり】自動サトイモ洗浄機 日田の82歳と79歳が自作 5キロを7分できれいに

西日本新聞 大分・日田玖珠版 吉田 賢治

 大分県日田市上城内町の芦刈久男さん(82)と原川新一さん(79)が、自動サトイモ洗浄機を自作した。土から掘り出したサトイモ5キロほどを投入してスイッチを押すと、約7分で汚れが落ちる傑作。一個一個を手洗いしていた芦刈さんは「これで出荷時の面倒な作業が省けます」と喜んでいる。

 芦刈さんはハクサイやネギなどの野菜を約3アールの畑で栽培し、秋に収穫するサトイモは年間120キロほど出荷している。昨年10月、サトイモをたらいで洗っている芦刈さんに、近所の原川さんが「いつも大変そうですね」と自動洗浄機の製作を持ち掛けたという。

 手先が器用な原川さん。趣味で置物の木製水車を作っており、サトイモを水車の中に入れてたらいの中で回転させ、摩擦で土を落とす仕組みを提案。2人で手分けし、直径50センチほどの円柱状に小板などを組み合わせた水車を手作りした。

 苦労したのは動力で、当初は子どもの乗り物用バッテリーモーターなどを使ったが、回転不足などで断念。中古のマッサージチェアの電動モーターを取り出し、4作目にしてついに完成させた。

 「材料代はかかっていない」と満足顔の原川さん。芦刈さんは「野菜作りがまた楽しくなります」と話している。 (吉田賢治)

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