「安心して」貸し切り可能な美容室 他の客と接触回避

西日本新聞 長崎・佐世保版 稲葉 光昭

 新型コロナウイルス感染症の拡大が続く中、長崎県長与町の美容室が利用客の要望に応じ、店を貸し切りにするサービスを始めた。主に子どもを連れた家族が、他の客との接触や感染リスクを気にせずに来店できるようにするため。コロナ禍の長期化で、人との接触機会が多い個人経営者は知恵を絞りながらの営業が続く。

 美容室は昨年10月、ともに美容師の小河原ダイスケさん(30)と妻彩香さん(35)の2人が長与町嬉里郷に開業した。コロナの第3波が押し寄せた頃、利用客から「店内に客がたくさんいる美容室は子ども連れだと入りづらい」と悩む声を聞き、昨年12月下旬から希望者に貸し切り営業を始めた。

 貸し切りの条件は、利用者の人数やカラーリングの有無などによる。小学生以下の子ども1人と大人1人がカットする基本メニュー(約1時間半、4500円)に、子どもか大人の人数を増やすと可能になる。友人同士など大人2人でカラーリングをする場合も受け付ける。貸し切り営業の後は換気、椅子やテーブルの消毒を徹底する。

 これまで10組ほどが利用し、評判は上々。ダイスケさんは「利益を考えると、飛び込みのお客さんを入れる方がよいかもしれないが、コロナ禍のニーズに応えたい。家族連れで安心してカットやカラーを楽しんでほしい」と話す。

 貸し切りは事前に電話で相談する。美容室「HAIR SALON OGA」=095(865)6854。

 (稲葉光昭)

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