宝刀「神気」など9振り 島原ゆかり、新春刀剣展 島原城

 島原ゆかりの日本刀を展示する新春刀剣展が、長崎県島原市の島原城で開かれている。島原藩主・松平家に伝わった宝刀「神気」(約71センチ、県有形文化財、重要刀剣)や「神息」(約71センチ)など9振りを展示。24日まで。

 正月に鎧兜(よろいかぶと)や刀に餅を供えた武家の具足開きにちなむ恒例行事。神気は鎌倉時代の刀匠粟田口国綱(あわたぐちくにつな)の作とされ、鑑定書に当たる折紙(おりがみ)(写し)もある。国綱の刀は数振りしか残っていないという。神息は9世紀初めに打たれた天皇家の皇子の護身刀とされる。いずれも1964年の天守閣復元時、松平家が「島原の守り刀」として市に寄贈した。

 日本刀の波のような刃文や刀身のそりが見どころ。「今年もコロナ禍で厳しいが、宝刀に邪気を払ってほしい」と担当者。島原城入館券(大人550円、小中高校生280円)が必要。 (真弓一夫)

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