24時間スマホで口座 FFGネット専業「みんなの銀行」若年層ターゲット

 ふくおかフィナンシャルグループ(FFG、福岡市)は14日、地方銀行では初となるインターネット専業銀行「みんなの銀行」の事業方針を発表した。スマートフォンのアプリから24時間365日、口座開設ができるようにする。首都圏を中心に全国でサービスを提供し、開業3年目で120万口座の開設を目指す。

 新銀行はネットに慣れた若い世代を主要なターゲットに設定し、今年5月下旬にサービスを開始する予定。横田浩二頭取が14日、都内で記者会見を開き、開業3年目に預金残高2200億円、ローン残高800億円とする目標を掲げた。手数料ではなく個人向けローンの金利収入を柱に、3年目で黒字化する考えだという。

 スマホのアプリで、口座開設や振り込みなどのサービスの全てを提供する。新規口座の開設には、印鑑の押印や書類の郵送は求めない。キャッシュカードは発行せず、スマホのQRコードなどを使えば、セブン銀行の現金自動預払機(ATM)でも入出金ができるようにする。アプリに他の銀行口座やクレジットカードの情報を登録すれば、一括でお金を管理できる。

 利用者の声や口座の取引データなどを反映し、サービスの改良を重ねる。小売店など他社と連携し、個人向けローンなどを即時に提供することで、若い世代の囲い込みを狙う。横田氏は「既存の銀行業務にしばられず、これまでにない新しい銀行を目指して、イノベーションを起こしていきたい」と述べた。 (下村ゆかり)

福岡県の天気予報

PR

福岡 アクセスランキング

PR